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源流の森づくりとは

森は生命の源
野生生物には豊かに暮らすための森や水源が足りません
私達は人工林から多種多様な動植物を育む保水力のある森を生み出します


本来の山

わたくしたちは、本来、奥山などは個人が所有する物ではないと考えています。
全ての生き物、植物に開かれた場所であるべきと思います。

林業は適正に管理されて行うべきです。

取り組み

人工林から天然林へ

筑後川、矢部川の上流域は日本でも有数の林業地帯です。戦後に始まった政策により、ほとんどの山に杉やヒノキのが植えられました。
この事でもともとあった多種多用な動植物の生態系が崩れ、山のもつ保水力も減少しました。
このことは私たちに無関係でしょうか?
源流の森づくりは本来あるべき姿の奥山を産み出すお手伝いをさせていただきます。

人工林の伐採からいわゆる雑木を植林、育林

後継者がいないなど、放置された人工林を伐採搬出後に多用な樹木を植林、育林します。
その後は全ての人、動物、未来の子供たちが、山の恩恵を頂ける場所にします。

筑後川、矢部川の奥山の状況
戦後の政策によりほぼ全ての山に杉、ヒノキが植林されました。当時は小学生などの子供たちも、学校が終わったあとに山の上まで登っていき植林していました。土が無い所には、土を持っていき植えました。鎌で草刈りをしました。
所が高度経済成長期に入り外国産の木材を安く仕入れて使うようになり、国内産の木材も安くなりました。

今は山に入るのは林業関係者だけになました。林業従事者の数も減り、機械はどんどん大きくなり、山に作る道も大きくなりました。雨水は表層を流れるようになり土砂の流出も増えました。
経済的な側面でしか、山が考えられておらず。そこにもともと暮らしていた動物たちは行き場を失いました。
今から6-70年前くらいまでは、猪や鹿は里山にはおらず、あまり人間と遭遇することもありませんでした。奥山に食べ物が無くなり、里山に降りてきて農作物を食べるようになりました。
水源からの湧き水も減りました。